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なぜフィリピン?外国人家事支援人材の受入れスタート

東京都は外国人家事支援人材の受入れをスタート

東京都は、女性の活躍推進や家事支援ニーズへの対応として2017年2月から外国人家事支援人材の受入れ事業をスタートさせました。

これにより、東京都では特例的に「就労が認められる在留資格」を持っていない人材が、受入れ事業者を通じて家事支援サービスに限定して働くことが出来るようになりました。(詳しい仕組みは図を参照ください)

外国人家事支援人材受け入れ

既に2社がフィリピン人の受入れを開始!

2017年4月17日、ダスキンは雇用したフィリピン人女性8人の受入れを開始しました。研修期間を経て5月から神奈川・東京都でサービス提供にあたります。

また、既にパソナは2017年3月21日にフィリピン人25人を受入れ開始しており、3月末から神奈川県でサービス「クラシニティ」というブランド名でフィリピン人人材の活用をスタートさせています。

クラシニティに関してはこちらをご確認ください

東京都・神奈川県の外国人家事支援人材の認定企業はその他に4社あり、株式会社ベアーズ・株式会社ポピンズ・株式会社ニチイ学館・株式会社ピナイ・インターナショナルです。各社それぞれ受入れの準備を進めている時期になり、時期はまだ未定のようです。

どうしてフィリピン人が注目されているか

東京都・神奈川県共に、家事支援人材=フィリピン共和国からの受入れを表明しています。なぜフィリピンからの人材が多いのか。下記にその理由をまとめました。

1.国策として国民の1割は海外で働く国フィリピン

東南アジアに位置する島国で、人口は約1億98万人(2015年データ)です。経済成長率が近年著しく2012年以降は5%以上の増加を維持しています。

フィリピンは戦後から「余剰労動者の輸出」の取り組みから海外へ出稼ぎ労動する取り組みが続いており、OFW(Overseas Filipino Workers)と呼ばれています。

アメリカ・サウジアラビアなどを中心に、看護・介護・家政婦といった労動に従事していることが多いです。OFWとして海外で活躍するのは約72.0%が女性というデータもあり、フィリピン人=献身的に働く女性というイメージが世界的に広まっています。

2.教育機関と実績

フィリピン人の家事支援人材は、今回の受入れ事業を始めるさらに前に土壌は出来ており、家事支援人材を送り出すための専門の育成学校がフィリピンには多数存在しています。

日本語教育も行っており、日本語能力試験でN4(最低限の日常会話が出来る程度)の取得が今回の受入人材の条件になっています。

3.過去の歴史と親日

フィリピンは過去の歴史で様々な国に統治されてきました。

1565年から1898年までスペインの植民地、以降1946年までアメリカ、以降はフィリピン共和国として独立しています。また、短い期間ではありますが、戦中には1942年〜1945年の間に日本が統治した時期があります。

統治された期間もあるため、国民の80%はカトリック教徒(スペイン布教)・10%がキリスト教徒(アメリカ布教)5%がイスラム教徒です。ASEANの中では珍しいキリスト教国にあたります。

国民の意識調査では国民の95%が日本のことが好きと答えており、統治時代(スペインやアメリカよりマシという考え)や、日本製品・人柄が受入れられてきたようです。(参考:アジア10ヶ国の親日度調査

日本の労働環境は他国と比較して良好か

海外で働くフィリピンは、得てして奴隷のように評される事があります。日本に受入れられた場合にも、極端に批判的に見れば安く使い叩く企業というイメージを付けようとする方もいらっしゃいます。

実際に働くフィリピン人の方の目線で考えた時、他国との労働環境はどのように違うのか比較表を作成しました。

項目 日本 海外(主に香港の場合)
雇用条件 日本人と同等でフルタイム雇用。住込み不可・受入企業が住居を提供する。食事に制約無し 食費・寝室別途支給の住込み
賃金規定 日本人の賃金と同等(東京都932円) 香港の場合、法例により規定される
賃金例 160,304円(フルタイム1日8時間✕5✕4.3の場合) 約60,000円(香港の最低賃金 3,400香港ドルに相当)
働き方 顧客の家に訪問し、1日8時間の範囲で掃除・料理・ベビーシッター業務等を担う 住込みで、労動時間に制限なく、掃除・料理・ベビーシッター業務を行う。(実態は1日15.7時間と言われている)
休日 土日祝(受入企業の規定による) 日祝
雇用期間 最長3年間 2年間
渡航費 帰国のための旅費は受入企業が負担 自己負担
使用言語 日本語 英語

比較してみたところ、日本の労動環境は収入面で突出して良好という事が分かります。

また文化的な価値観として、日本では長らく「人間の奴隷(のように扱う)仕組み」がありません。古事記では神々自身が分業している記述もあることから、家事支援人材に対して”分業として仕事を依頼する”という考えが根底にあるのかもしれません。

既にフィリピン人の家事代行を利用出来るサービスがある

外国人家事支援人材の受入れ以前に、フィリピン人の家事代行サービスを提供している企業があります。

これは日本人男性と結婚した等で永住権を取得しているフィリピン女性を対象として雇用しているようです。

高品質な家事代行サービスとして在日外国人や芸能人に人気のようです。

また、フィリピンの第二公用語が英語なので、英会話を交えた家事代行サービスとしてテレビでも取り上げられいます。

詳しくはこちらを参照ください

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