家事代行どっとこむ【徹底比較】

家事代行・家政婦に関するニュース最新情報をまとめた情報ポータルサイト

【家事コラム】洗濯掃除が好きな理由・嫌いな理由

家事コラムとは

家事コラムは、日常の家事に関する個人の考え方・価値観やちょっとしたアイデア等をコラム形式でご紹介していきます。家事代行サービスについての利用有無を含めて、個人の感想としてご参考に頂ければ幸いです。

筆者プロフィール紹介

わたしは東北のド田舎に住む主婦の伊藤(仮名)です。20代後半、結婚してもうすぐ3年目になります。

おそらく我が家の家事の近代化は、平成と昭和のあいだでストップしています。それは、田舎ののんびりとした風土と、若い夫婦なのでまだ家電にお金をかける余裕がないのも一因なのですが、うちにあるメカ的な家事代行機器は、洗濯機、冷蔵庫、オーブンレンジ、掃除機のみ。

そして、数か月前にやっとオーブントースターを買ったくらいには、ほどよく昭和の香りが残る家庭となっております。

sentaku_tatamu

 

嫌いな家事は「洗濯干し」

そんなわたしですから、毎日なかなかの時間と労力を家事にもっていかれています。

おそらく家事がちゃんと平成になっているお宅に比べると、とにかく効率が悪いと思います。

お金の無さを、手間と時間で補っている事実は甘んじて受け入れているつもりですが、とくにそれを感じるのが「洗濯物干し」です。

ご想像のとおり、我が家には乾燥機がありません。濡れた洗濯物は、わたしの手で部屋干しし、これまたわたしの手で取り込みます。

わたしが洗濯物干しを嫌いな理由は大きく3つ。

1.悪天候が多い

地域性により、基本は部屋干しです。なので、乾きが悪いですし、素材によって乾くスピードにバラつきがあって困ります。

たまに外に干せても、天気が急に変わったりすると外出中にそわそわしてしまうのが、個人的に好きではありません。

生乾きの匂い

部屋干しはやはり生乾き臭がします。とくに梅雨の時期などは、ただでさえ湿度が高いのに、部屋干しの湿気も上乗せされるとすごいことになります。同じ部屋に置いていたマンガ本がカビたくらいです。

sentaku_namagawaki

部屋のインテリア化する

狭い借家なので、洗濯物はリビングで部屋干ししているのですが、常に家族が集う場所と、色とりどりの洗濯物がぶら下がっている光景は、目にうるさいです。干している空間が何もない空間になれば、もっと部屋が広くきれいに見えるのにな、といつも思います。

かける動作が意外とつらい

濡れた洗濯物って重いですよね。とくに冬場は厚い衣類が多いので、持って、かけて、持って、かけて、という動作はなかなか腰にきます。わたしに魔法がつかえたら、すべての衣類が自らハンガーにかかっていくおまじないをかけるのに、と思うことがあります…。

時間のコントロールができない

これが、わたしが「洗濯物干し」を最も嫌いな理由です。部屋干しであることに起因しますが、家事の終わりのタイミングがつかめないことがストレスに感じられるのです。干して、いつ乾くかが予測しづらい。乾いたと思って取り込んで、たたむために一枚一枚手に取ったら部分的に乾きが甘いものが数枚あったときの、あの感じ。一度取り込んだものを、またかける、あの感じ。

家事は給料が発生しない無償労働です。だからこそ、できるだけ効率的にやりたいですし、その時間配分とスケジュール管理はとにかく重要です。

ほかの家事は大体それが可能で、料理は調理時間の目安がたてやすいですし、簡単なものにすれば時間短縮もできます。掃除も決まりきったコースなので、一定の時間と予測できます。洗濯も、洗う時間は洗濯機が教えてくれるので、30分のあいだに、これとこれをしよう」と自分の時間にすることができます。

しかし「洗濯物干し」はそれができません。タイマーを心の中で設定できない家事があることは、日々のちいさなストレスになっています。いつか乾くのだから気長に待てばいいじゃない、と思われるかもしれませんが、乾いたタイミングが「やる気」のあるタイミングとは限りませんよね。

主婦が考える仕事感と洗濯干し

また、そういった「24時間いつでも仕事」のような家事への見方は、無償労働に甘んじている主婦への偏見につながると思います。

有償の仕事でも、いつかかってくるかわからない取引先からの電話を待って、かかってきたら気持ちをきりかえて電話に出てね、と言われるのはしんどいんじゃないでしょうか。それまでのんびり過ごしていていいから、と言われても、そういう問題ではありませんよね。

主婦も、家事という仕事を決めた時間でぴったり終わらせたいのです。そのため、わたしは、それを叶えさせてくれない「洗濯物干し」に苦手意識があります。

嫌いな家事の中でも”好き”を探す!

ただし困ったことに、わたしはこの「洗濯物干し」が好きでもあるのです。
理由はただ一つです。

「決められた数のハンガーに計算してかけるのが、楽しいから」
わかりますよね? あの、かける場所や衣類のバランスを考えて干していく感じ。

「これ、むりじゃない? 全部はかからないんじゃない?」という量の洗濯物をもれなく全部かけ切ったときの達成感。主婦レベルが上がったような気持ちになれるので、重くてもくさくても腰が痛くても、わたしは洗濯物干しが家事の中で一番好きなのです。

おそらくもう少し年を重ねて世帯収入がUPしたり、子どもができて家事への時間を減らそう となったときは、乾燥機を導入するのだと思います。もしくは、もう少し時代が進んで人々の考え方が先進的になったら、家事代行サービスを頼むこともあるかもしれません。そんなとき、その動作の単純さと効率の悪さから、「洗濯物干し」は間違いなく機械化される家事ですから、乾燥機によってさくっと終わってさくっと代行スタッフさんがたたんでくれるのでしょう。

きれいにたたまれた洗濯物を見て、わたしは時間を完璧にコントロールできた、と安心感を手に入れるとともに、ハンガーを前に試行錯誤した日々をなつかしく思い返すのかもしれません。

2017/04/10