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【家事コラム】料理が大嫌いでたどり着いた料理とのゆる〜い関係

家事コラムとは

家事コラムは、日常の家事に関する個人の考え方・価値観やちょっとしたアイデア等をコラム形式でご紹介していきます。家事代行サービスについての利用有無を含めて、個人の感想としてご参考に頂ければ幸いです。

プロフィール紹介

わたしは東北のド田舎に住む主婦です。20代後半、結婚してもうすぐ3年目になります。

おそらく我が家の家事の近代化は、平成と昭和のあいだでストップしています。それは、田舎ののんびりとした風土と、若い夫婦なのでまだ家電にお金をかける余裕がないのも一因なのですが、うちにあるメカ的な家事代行機器は、洗濯機、冷蔵庫、オーブンレンジ、掃除機のみ。

そして、数か月前にやっとオーブントースターを買ったくらいには、ほどよく昭和の香りが残る家庭となっております。

sentaku_tatamu

 

最も嫌いな家事は料理でも「やらないと...」

わたしが最も嫌いな家事、それは「料理」です。

思うに、料理のむずかしいところは、出来て普通と言われるところ。世の中には、TVの某キッチンコーナーで得意げに料理をする男性芸能人がもてはやされる一方で、一般人にもかかわらず「得意料理は何ですか?」という質問をされたりもします。

料理は出来て普通で、ちょっと自信のあるレパートリーは誰でも2〜3あるもの、という固定観念が、料理嫌いをますます追いつめているように感じるのです。

そんなわたしでも、結婚してから自分の料理嫌いを克服しなければならなくなりました。なぜかというと、夫もすこぶる料理が得意ではなかったからです。必然的にわたしの料理スキルと、頻度のアップが求められたのです。結婚当初は、とにかく台所に立つのが嫌で、泣いたこともあります。

毎日嫌だな〜と思いながら料理をしていたので、少しでも道が拓けるようにと、これまで色々な工夫をしてきました。

レシピを見る女性

失敗した料理の工夫その1.一週間に一度、大量に食材を購入

とにかく冷蔵庫がパンパンになるくらい食材を買い込んで、それで一週間を過ごす方法。「あるもので作る」能力が鍛えられます。

最初は豊富にあるのでいいのですが、だんだん「あれがない」「これがない」となって、一部賞味期限どおりに使えなかったりして、食材を無駄にしてしまい、やめました。

冷蔵庫

失敗した料理の工夫その2.一週間の献立を決める

前もって月曜日〜日曜日までの献立を決め、必要な食材もすべて書き出して、それしか買わない方法。食事毎に献立で悩む時間とられないのがメリット。

しかし、人間は機械のようにはいかず、日によって作る気力がなかったり、献立と気分が合わなかったりして、自然とやらなくなってしまいました。

失敗した料理の工夫その3.丼ものオンリー

平日は毎日、丼もの という斬新な方法。おかずを色々考えなくていいので慣れると楽。飽き防止のため、丼の種類は毎日変える。

結果、それでもやっぱり飽きます。毎晩楽しめるおいしさではなかった。いくら好きでも毎日ヘビーなものを食べるのはつらいと学び、早々に手を引きました。

試行錯誤して発見した3つの「料理が嫌いな理由」

このように、いろいろな挑戦をしていくうち「自分はなぜ料理が嫌いなのか」というそもそもの問いに対する、答えが見えてきました。

  • そもそもの苦手意識による、やる気の波がある
  • レシピ通りにしか作れないのに、レシピ見てしか作れない自分が嫌い
  • 「毎日違うものを作らなければ」という強迫観念がある

以前のわたしは料理をするために相当な気合を必要としていました。なぜ必要かというと、慣れてないし、苦手で、レシピを見ないと作れないから。

レシピで悩む女性

けれども、レシピ通り作ったごはんを作った頃にはヘトヘトで、もっと楽に料理と向き合えるようになりたいと、とても楽しそうに料理をする某キッチンコーナーの方に憧れていました。

発見を経てたどり着いた料理の向き合い方

そんなわたしですが、あるとき、料理のあるジャンルにたどりつきます。

それは、「粗食」です。

きっかけは、夫がダイエットで絶食をするというので、わたし1人分の食事を用意することになった数日間のことでした。

「一人だから適当に」と思い、たまたまそのときハマっていた雑穀米と、お味噌汁・卵焼きにお漬物だけの夕食にしたとき、とても楽だったのです。

準備はもちろん楽なのですが、それよりももっと大きいイメージで、”料理そのものと向き合う自分の心持ち”がとっても楽チンなことに気づきました。

それから、雑穀米+お味噌汁+卵焼き+お漬物 に、煮物をひとつ加えることにしました。ひじきの煮物や、五目煮、かぼちゃの煮物などです。

ご飯と味噌汁

それらは一度作れば2〜3日はもつので、飽きたら卵焼きを冷ややっこに変えたり、簡単なものから簡単なものへというバトンタッチを心がけました。

粗食は、料理嫌いのわたしからすると、意外と思いつかない料理でした。料理はジャンルがたくさんあって、肉料理とか、魚料理とか、イタリアンとか、和食とか、そういうジャンルレベルから日々の献立をひねり出していたわたしにとって、買ってきたお豆腐をパックから出してお醤油かけて食べるだけ、というのはシンプルすぎて、目からうろこです。

わたしは、料理が嫌いすぎて、料理を壮大に見過ぎていたことに気づきました。

粗食の良いところは、調理のシンプルさと、そのほっこり感にあります。よく海外旅行から帰ってきたばかりの人にどんな日本食を食べたいか尋ねると「納豆ごはん」とか「卵かけごはん」とか言いますよね。まさにこれらは粗食の極みで、なぜそれを旅行者が食べたがるかというと、ほっこりしたいから、だと思うのです。

たまごかけごはん

また、ほっこりできる料理を食べていると、きもちが安らぎます。準備する前も、食べる前も、ずっとおだやかなきもちで居られます。

毎日派手な料理と格闘していたときは、調理前はため息、食べる前もバタバタときもちが落ち着くことがなかったです。

なので、粗食といっても、続けているうちにどんどん余裕が生まれてきます。この余裕がとても大切で、それがあることで、やる気の波が下向きのときもささっと準備が完了しますし、そもそも頑張って準備にとりかからないので、「やる気」を持ち合わせなくてもだいじょうぶ!

レシピを見るのは2〜3日に一品だけなので新鮮ですし、献立のちょっとずつの変化もとても気楽なものです。

「料理」という毎日多くて3回もする家事だからこそ、ベーシックで、柔軟で、かんたんに。

プロじゃなくても、得意料理なんてなくても、淡々と続けられること。それは、わたしと料理の関係が、ゆる〜いから。これが、料理という家事を続けるコツかもしれませんね。

でも、どうしても料理作りたくない!って思う時、代わりに料理作ってくれる人がいたらなぁと思ったりもします。

 

2017/04/10