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【家事コラム】結婚して直面した生活文化の違い

家事コラムとは

家事コラムは、日常の家事に関する個人の考え方・価値観やちょっとしたアイデア等をコラム形式でご紹介していきます。家事代行サービスについての利用有無を含めて、個人の感想としてご参考に頂ければ幸いです。

筆者プロフィール紹介

私は美容健康オタクと言っていいほど、色んな食品グッズに手をつけています。

食事へのこだわりは人一倍ですが、それと同じくらい掃除・洗濯にも力を入れています。風水のために部屋の配置を考えなければいけないし、厄除けグッズにホコリが溜まってたら困りますよね。40歳を過ぎて持てる時間で家の事きっちりやってる時が一番満足出来る瞬間だったりします。旦那には呆れられてるかもしれませんが、運を引き寄せたと思える瞬間の喜びは大きいです。

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今回は、そんな旦那との共同生活を始めた時の事に感じた事を書きます。

結婚して直面した共同生活のビックリ

そもそも気の合う者同士が結婚するのですから、きっと2人の考え方は似ているのでしょう。
結婚後に直面してビックリすることというのは、もっと基本的な部分、「当たり前」とか「無意識」とかいうレベルのことや、お金に関する部分、「何にお金をかけるか」「いくらまでかけられるか」に表れるのだと考えます。奥様が節約できないとか、ご主人の趣味の出費が半端じゃないとか、シャワーを出しっ放しとか…。
夫と私の場合お金に関する考え方にそう違いはなかったので、それは本当にラッキーでした。しかしそれ以外の部分では…。

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私たち夫婦は、育った環境的には違いの大きい組み合わせだと思います。
夫の家庭は父親がエリートサラリーマン、母親は専業主婦。家は一戸建てですが、都会の住宅密集地に有ります。
一方私の方は一戸建てではありますが、田舎も田舎、周りは一面田畑と山で、隣家も数十メートル離れた場所にしかないという環境、そして両親は共働き。

このように既成事実が全て真逆と言って良いのに、デートもそこそこにサッサと結婚しちゃったんですよね。今思えば無謀、本当に「ビックリ」を最大限にするための作り話のような結婚でした。
それでも20年持ちこたえているのですから、本当に結婚って不思議で、人間って、逞しいというか、…立派ですよね。

そんなわけで、違っていてビックリした部分についてお話させて頂きます。

VIPから裏方に

断じてのろけや自慢で言うのではありませんが、夫はスーツがとても似合い、身のこなしもとても洗練された、見るからに都会的で紳士的な男性でした。私にすれば本当に「白馬に乗った王子様」でした。
そんな素敵な人と晴れて一緒に暮らせる!こんな素敵な王子様が私のものになった!
結婚した時は、正にこんな感じだったのかもしれません。

ところが結婚は、本当に「生活」でした。デートでは見ることのなかった様々な夫を見ることになります。
寝ぐせでクシャクシャの髪・顔・姿。歓迎できないような癖や仕草。疲れて機嫌の悪い様子。匂い…。いいえ、決して夫が、特別汗っかきだったり脂ぎっているというのではありません。

しかしよくよく考えたら当たり前ですよね。結婚前、恋人は、一番良い所を見せたい最愛のVIPのような存在なわけですが、結婚したら、夫が外へ出て恥ずかしい思いをしたり、誰かに不快な思いをさせたりしないように作り上げる、言わば裏方の人間になるわけですからね。まさしく「身内」です。

私は35歳で結婚したのですが、35歳でこんな風に感じるというのは、そもそも私がかなり幼稚で優しさの足りない人間だったのかもしれません。
「身内になった私、妻である私しか知らない夫の姿だぞぉ」そう思ってその特権を噛みしめるべきなのですよね。これは間違いなく「お互い様」なのですから。

常識は常識に非ず

結婚当初は夫の実家に同居でした。それは私にすれば、夫家族の日常に「ポン」と放り込まれたということで、驚くような習慣が幾つか有りましたし、生活する上での注意点みたいなこともたくさん教えられました。

大きな声で話したり笑ったりすると、騒音はご近所トラブルの原因になるからと注意され、雨天の日は、室内に干してある洗濯物が窓から見えると注意され、そう言えば隣家から覗かれるとかで開かずの雨戸もありました。
一番困ったのは、夫が外出から戻る度に1日に何度も入浴するということ。その度に全て着替えるわけですから、ミルクを吐いたりなんかで衣服を汚す乳飲み子より、夫の洗濯物の方がはるかに多かったです。

人口の多い都会では当然の配慮・暗黙のルールであることも、のどかな田舎育ちの私には違和感の多いことがあり、自分が如何に見識の狭い人間で、物事を一元的にしか見ていなかったかを知らされ、「絶対的な常識なんてないんだ」と気付かされました。
自分が常識だと思っていたものは単なる既成概念、或いは一習慣なんだと「全てを一度リセットしなくちゃ」そう気持ちを切り替えました。

そして「唯一正しいことは、2人で力を合わせて2人の家庭の幸せと繁栄を実現するために、2人で新しい習慣を作っていくことなんだ」そう考えました。

結局私たちは、子供の成長と共に夫の実家を離れたわけですが、私がどうしても納得できない夫の実家の習慣は、撤廃しました。
夫にすれば大変だったと思います。習慣は無意識に出るもので、それを私にダメ出しされるわけですからね。
しかしさすがに夫にも変えられない習慣や直せない癖はあります。外出前の長いトイレとうるさい咳払いです。これはもう認めるかスルーするかしか、私の精神の安らぎはありません。

夫は何も言わない人ですが、きっと全てがお互い様なんだと思いますし、何らかの不自由は人間にとってむしろ必要です。その中で忍耐や譲り合い、思いやりが身についていくのですからね。

親しき中にも礼儀あり

この礼儀とは、思いやりです。夫婦間にも、これを忘れないようにしようと思う私です。

 

2017/04/10