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【家事コラム】ワンオペ家事がしんどい本当の理由 〜夫は使えない管理職だと思う件〜

家事コラムとは

家事コラムは、日常の家事に関する個人の考え方・価値観やちょっとしたアイデア等をコラム形式でご紹介していきます。家事代行サービスについての利用有無を含めて、個人の感想としてご参考に頂ければ幸いです。

筆者プロフィール紹介

わたしは東北のド田舎に住む主婦です。20代後半、結婚してもうすぐ3年目になります。

おそらく我が家の家事の近代化は、平成と昭和のあいだでストップしています。それは、田舎ののんびりとした風土と、若い夫婦なのでまだ家電にお金をかける余裕がないのも一因なのですが、うちにあるメカ的な家事代行機器は、洗濯機、冷蔵庫、オーブンレンジ、掃除機のみ。

そして、数か月前にやっとオーブントースターを買ったくらいには、ほどよく昭和の香りが残る家庭となっております。

1 はじめに

最近、ワンオペ育児という言葉がニュースで取り上げられました。

わたしはまだ子供がいませんが、この2年間の結婚生活を振り返ったときに、「決して他人事ではないな」と思ったので、そのことをコラムにしました。

2 ワンオペって?

ワンオペという言葉は、以前 深夜の飲食店でアルバイトスタッフが一人で店をまわしていたことがニュースとなったときに、有名になった言葉です。

英語のワンオペレーションを略した和製英語で、おもに「一人でいくつもの作業をおこなうこと」を指して使われます。

ワーキングマザー

そこから派生して、最近では「ワンオペ育児」という言葉がテレビやネットで話題になりました。

たった一人でシフトを任されていた従業員のように、主婦(夫)が一人で育児や家事こなす様子を嘆いた言葉なのです。

※※※以下引用※※※

不妊治療を経て出産。「待ち望んだ子だから何があっても大丈夫」と思っていたが、母乳育児でつまずいた。

何をしても泣きやまない娘を布団に置き、ベランダで泣いたこともあった。周囲に子どもは少なく、気軽に相談できる友人もいない。

「娘がかわいいから頑張れる」と言う残業続きの夫に悩みを打ち明けられず、「専業主婦だから家事も育児も頑張らなきゃ」と思い詰めた。

出典元:「ワンオペ育児」私のことだ 夫不在、助けなく破綻寸前(朝日デジタル)

この方は専業主婦ですが、慣れない土地で孤独を感じているようですね。

旦那さんは残業が多いようで、専業主婦なのだから一人でやらなければいけないという責任感に苦しんでいるようすがわかります。
また一方で、共働きでもワンオペ育児というケースもあります。

※※※以下引用※※※

フリーランスでウェブ系の仕事をしているが、4月の出産後に生活は一変。泣く子をなだめながら、ご飯をかき込み、お風呂にもゆっくり入れない日々が続いた。

IT企業で働く夫は深夜までの残業が日常。〔中略〕

子どもをかわいいと思えず生後1カ月の時、「このままだとおかしくなる」と実家へ。専業主婦の母は「男の人はそういうもの。期待しちゃだめ」と、かみ合わない。

小4と5歳の息子がいる宇都宮市の編集者の女性(38)は長男が3歳の頃、夫が中国に単身赴任した。

元々家事には協力的でなく、「いなくても同じ」と思っていたが、次男が生まれると限界が来た。

午後5時に退社し、学童保育と保育園を回って2人を引き取り、買い物と夕食を済ませ、お風呂に入れ、寝かしつけるともう午後10時過ぎ。

子どもたちより先に寝てしまうこともあり、持ち帰った仕事があれば、午前4時に起きてした。

次男が風邪をこじらせ入院しても付き添いができず、次男を抱っこして階段から落ちて尾てい骨を折った時は湿布を貼って乗り切った。

出典元:「ワンオペ育児」私のことだ 夫不在、助けなく破綻寸前(朝日デジタル)

どちらも旦那さんが仕事を理由に家事育児に参加せず、結果、すべての負担が女性側にきています。

「子どもをかわいいと思えず」「次男が風邪をこじらせ入院しても付き添いができず」など、日々の生活に必死で育児に余裕がないことがわかりますよね。

3 ワンオペ育児はなぜつらいのか

家族

ワンオペのつらさは、まず体力面でいうと、一人の人間の限界を超えた作業量をこなさなければならないため、単純にしんどいと思います。

先ほどの例にもありましたが、フルタイムの仕事をしたあとに、家事育児で5時間動きっぱなし。8時間+5時間の労働を毎日しているようなものです。

実に150時間残業。過労死してしまうレベルですよね。

いつも疲れきっているので仕事でミスをしてしまうこともあるでしょうし、車の運転なども心配ですよね。

次に精神面です。一人で育児をすることへの不安や、夫との立場の違いに納得がいかないストレスなどが考えられます。

環境によっては、「相談相手がいない」「育児の喜びや悲しみを分かち合える仲間がいない」というはけ口の無さにさらに追いつめられてしまう場合もあります。

つまりワンオペ育児は、単純に「一人でこなす量じゃないよ〜!」という体力的な問題だけでなく、それによる精神的なストレスが問題なのです。
某飲食店のスタッフも、片付かない厨房や、待たせられてイライラする客の対応に、心をすり減らす思いだったと思います。

4 ワンオペ家事に悩んだ新婚時代

わたしは新婚時代、ほぼすべての家事を担当していて、まさにワンオペ状態。

ただ、つらいことはつらかったんですが、子供がいないこともあり、体力的にこなせない量ではなかったのです。

でも、漠然とつらかった。何がつらいのか自分でも説明できませんでした。
当時 会社員としてフルタイムで働いていたのですが、人事異動で運悪くハズレの上司にあたってしまいました。管理職なのに、管理能力がまるでなかったのです。

わたしが資料を作り、上司に決定をうながしてもなかなか決めてくれず、仕方がないので自己判断でプロジェクトを進めることもありました。

時には「〇〇さんはこれをお願いします」と逆にわたしが指示を出すことも。

自分の立場以上の仕事をしてしまっている自覚はあり、そこは反省しつつも、身の丈以上の責任を背負う状況に緊張と不安の日々を送っていました。

そんなとき、「これだ!」と気づきました。 わたしは、家でも"管理"してばかりだ、と。

5 ワンオペ=ワンマネ?!

ワンオペレーション(ワンオペ)を直訳すると「一人操作」となります。

ただし、ワンオペ育児という言葉がもつニュアンスは、必ずしもそれだけではありません。

これを見てください。

図1

このように、家事は本来、「オペレーション(操作・運転)」と「マネジメント(経営・管理)」の二部構成です。
食材を買うという行為にしても、

A 食材リストを渡されてそのとおり買ってくる

B 「今日の晩ご飯はどうしようか…」と考えて冷蔵庫の中身を思い出しながらリストを作り自分で買いに行く

AとBでは、明らかに労力が違いますよね。

ちなみに、Aはオペのみ。Bはマネ+オペです。
つまりわたしの新婚時代は、ワンオペというよりむしろ完全なる"ワンマネ"状態でした。

オペレーションはたまに主人と分担することがあったとしても、マネジメントは完全に一人でやっていたために、キャパオーバーとなっていたのです。

6 マネジメントだけにあるしんどさに押しつぶされた

買い物

思うに、家事育児におけるマネジメントのしんどさは、大きく3つ。

1.頭を使うこと。

→精神的に疲れる。

2.目に見えにくいこと。

→活動が人に伝わりにくい。そのため、負担に気づかれにくいし、自分も気づけない。

体調不良のとき、「適当に何か食材買ってきて」とお願いすると、「何買えばいいの?」と聞いてくる夫。リスト作りが家事の一部であるという認識がない。

3.オペレーションが、マネジメント無しで成立しないこと。

→たとえば買い出しは、何を買うかが決まっていないと行けない(適当に買ってもいいが効率が悪い)。

調理も、食材がなければ作れないし、手順がわからなければ作れない。
つまり、わたしはワンマネ家事により精神的疲労がたまり、そのことに自分でも気づけないまま、指示を出さないと動かない夫にあの上司を重ねてストレスを感じていたのです。

7 まとめ

自分がワンマネにストレスを感じていると気づいてからは、夫に「家事に自分の意思を反映させてほしい」とお願いするようになりました。

以前はタイミングを指示しないとできなかったのですが、食器洗いやゴミ出しなど、少しずつ自主的にやれるようになってきました。
ワンオペ(実質はワンマネも含んでいるけど)とワンマネ、どちらも防ぐためには、夫婦でしっかりと話し合うことがたいせつだと実感しています。

解決策として家事代行サービスを検討してもいいですしね。一人で思い詰める人が少なくなることを願っています。

母子

2017/04/10