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【家事コラム】ドイツ在住の私が海外の家事代行事情を説明します

家事コラムとは

家事コラムは、日常の家事に関する個人の考え方・価値観やちょっとしたアイデア等をコラム形式でご紹介していきます。家事代行サービスについての利用有無を含めて、個人の感想としてご参考に頂ければ幸いです。

筆者プロフィール紹介

20代後半のアヤコ(仮名)です。私は現在、ドイツで夫婦2人共働きの生活を送っています。結婚して2年目の若輩者ですが、少しずつ家事と仕事とを見ることが出来てきました。今回は、家政婦・家事代行先進国でもあるドイツの家庭事情について書きたいと思います。

家事代行サービス利用が当たり前の世界に慣れるまで

改めて、私は結婚を機にドイツで生活をしています。生活を始めた当初は家事代行をお願いすることなど頭になかったのですが、私の周りで家事代行をお願いしている知人や友人がオススメされた事で考え直すことになりました。

私が日本で生活していた時は、夫婦で家事分担をしていたものの仕事が忙しく大変だと感じることが多かったです。ですが、家事を人に頼むことは決してありませんでしたし、家事を人に頼みたいと考えることもなかった気がします。

一方ドイツでは、家事代行サービスが一般的に普及しています。ここでは共働きの割合がとても高く夫婦で分担して家事を行う家庭が多いため、双方の負担を減らすために家事代行サービスを利用する夫婦が多いのです。また、家事代行として個人を雇うことで税控除が受けられるメリットもあります。そのため、税金を払うよりも家事代行で個人を雇った方が得だという考えに至ります。

この場合、月450ユーロ(約54,000円)の範囲内で雇用しなければいけないという規定がありますが、この範囲内であれば非課税で働くことができるため家事代行として働く労働者も多く、双方にメリットがある社会的な環境が整っています。

ドイツは大きく分けて3つの働き方があります。詳しくは別途こちらの記事に書きましたが、共働きでも家事に対しては男女平等でその上で安価にサービスを利用出来るので生活の質やゆとりを感じることができます。(食の面では日本のほうが...と思う時はありますが)

現在利用している家事代行サービス

現在は、2週に一度自宅に来てもらっています。家事代行の内容は依頼する家庭によっても様々ですが、うちの場合はキッチン、各部屋、廊下、バスルームの掃除をお願いしています。2時間で28ユーロ(約3,360円)と金額面でも大変満足しています。

具体的な内容は、コンロ掃除、シンクの拭き掃除、各部屋の床の掃除機がけ、床の拭き掃除、トイレ・浴槽の掃除、そして簡単な整理整頓になります。個人の家政婦に依頼する場合は各家庭によって内容も大きく異なります。うちの場合は主に清掃ですが、洗濯やゴミ出し、共働きのため子供の夕飯をお願いする家庭もあります。

実際に利用してみて、家事代行は私たち夫婦のように共働きで生活する家庭にとってとても助かるサービスだと感じています。職場でも家事代行の話は話題に上がりますが、それだけドイツでは社会的に家事代行が受け入れられていることを意味するかと思います。

私のように個人の家政婦に依頼するケースも多いですが、中には企業が行う家事代行サービスを利用している家庭も少なくありません。個人の場合は少し費用を安く抑えることができるメリットがありますが、その分手配や打ち合わせなど面倒な部分があるのも事実です。その点、企業のサービスはより手軽に依頼でき、かつトラブルが少ないということで企業の家事代行を選ぶ人もいます。

結婚・家庭の価値観はやはり文化の違いを感じる

家事に関する価値観は、私と夫で少し異なります。夫は、家事をする妻が良い、家事をしない妻が悪いという考えではなく、二人のためにお互いが協力し合うべきだと考えています。きちんと家事をする妻と聞くと私は「働き者の妻」という良い印象を受けますが、夫は「夫婦で協力できていないのでは?」と感じる様です。

こうした夫の影響もあり、うちの場合は夫婦で家事の分担をしています。そしてお互いが無理なく仕事と家事を両立させるために、定期的に家事代行をお願いしています。

実際に家事代行をお願いすることで、明らかに心の余裕ができるようになったと感じています。普段は自分のペースで無理なく家事を行っていますが、それでも仕事が忙しい時などは「自宅でもっとゆっくりできたら・・」と考えることも少なくありません。夫婦で家事分担を行っているとは言え、共働きなので私だけでなく旦那もそう感じるでしょうし、そんな時はお互いの気持ち的な余裕が失われかけてしまいます。

ですが定期的に家事代行を行うことによって、体力的な負担が軽くなるだけでなく、明らかに気持ちが楽になりました。仕事から疲れて帰ってきて綺麗になった自宅を見ると自然と気持ちもリラックスしますし、家庭の雰囲気も以前より良くなったと感じています。掃除に手が回らないとついストレスを感じてしまいますが、そうしたストレスが軽くなったのは家事代行のおかげだと思います。

また、定期的にお願いすることで気持ちも引き締まり、「出来るだけ綺麗に保とう」と必然的に意識も変わった気がします。共働きで忙しい毎日なので、常に綺麗な状態を保つのは難しいですし、そうした事は夫婦共に求めていません。ですが、普段は自分たちで出来る範囲で綺麗に保ちつつ、定期的に家事代行で細かなところも綺麗にしてもらうことでストレスなく自分たちの理想の状態を保てているように思います。

このように、私がドイツで家事代行をお願いする理由は社会的な背景、費用面、夫の理解、ストレス軽減と色々挙げられます。現在は夫婦で二人暮らしなので家事代行をお願いする頻度も隔週と比較的少ないですが、今後は子育てや仕事で自分たちのライフスタイルも変わってくるかもしれません。そんな時でも、自分たちのライフスタイルに合わせて家事代行と上手に付き合っていきたいと考えています。